島根県美容業生活衛生共同組合理事長の大島朋幸と申します。
令和3年5月より理事長に就任致しましたが、コロナ禍で活動も制約や中止となり、組合の皆様にもご迷惑をおかけ致しました。ようやく社会全体も少しずつウィズコロナの傾向になり、美容業界もようやく動き出しました。我が県におきましても、美容コンクール、収益力アップセミナー、着付け講習会等積極的に開催しております。
そこで今凄く感じるのは、様々な事にペーパーレス化が進みデジタル化しているということです。オンライン会議、オンライン予約、オンライン講習など大変便利な業界になっています。勿論ホームページもそのひとつです。これから組合でも、ホームページに時代のニーズに合わせて新しい情報を分かりやすく提供していきたいと考えております。それと同時にこれからは若い世代の組合員さん達の力が、必ず必要になります。そこで何か疑問があったり、またアドバイスや情報があれば教えてください。これからの組合のプラスになればと考えております。

そして、世界には美容師免許の無い国もありますが、日本では美容師法により国家試験による美容師免許があり業務独占資格を与えられています。日本でも規制緩和の波が押し寄せ、近い将来免許制度が無くなるかもしれません。そうなれば、誰でも美容室を開業する世の中が来るかもしれません。
確かにデジタル化で美容業界も進んで行くかもしれませんが、ドローンで管理美容師の役ができないしAIでカットも出来ないと思います。免許を熟得し、しっかりと技術と接客業を身につけたからこそ誇れるのです。やはり私達は、人と人とのふれあいの中で喜怒哀楽を覚え、成長して行くと確信しています。
我々みんなで業界を守りまた新しい時に繋いでいければと思います。その為には数の力が大変重要になってきます、先人の先生方から受け継いだものを大事にし、さらに進化させ、今私達はそれを守っています。これからもさらに成長して行くよう皆様と一緒に頑張って行きたいと思っております。これからもどうぞ役員共々宜しくお願い致します。